VIEWS. @snview

globe、小室哲哉、AAAをメインに、音楽、映画、広告に関するアレコレ。

ニッシーの“ドヤ声”がたまらない!AAA『恋音と雨空 (Orchestra Version)』が想像以上に良曲だった

AAA『恋音と雨空 (Orchestra Version)』が、僕の中での期待値を大きく超えてきた!キター。

 

2/26に発売されたNEWシングル『Love』のカップリング曲として収録されているこの曲。シングルの収録曲が発表された時には、カップリングが新曲じゃないという時点でテンションが下がっていたのですが、発売されて聴いてみると、単なる焼き直しではないことに気がつきました。これはすごくいいぞ、と。AAA、本気だぞ!と。

 

恋音と雨空 (Orchestra Version)

恋音と雨空 (Orchestra Version)

  • AAA
  • J-Pop
  • ¥250

 

通常、オーケストラバージョンというと、ヴォーカルはオリジナルのままでオケだけを変えるという手法が多いと思いますが、この 『恋音と雨空 (Orchestra Version)』は、なんとヴォーカルを録り直しているのです。カップリング曲なのに!すごい力の入れよう。

 

オリジナルの発売から半年も経たないうちに改めてレコーディングするというのは、かなり珍しいケースだと思いますが、そのことについて、雑誌のインタビューで宇野ちゃんがこんな風に語っています。

 

「私たち自身もそうだし、すごくたくさんの方が「好き」って言ってくださったので。もう1回この曲をさらに味わってもらいたいという気持ちも含めて、自分たちがこの曲をさらに育てて再び届けるという意味で歌い直しをしたので、また全然違った『恋音と雨空』になっています」

『OUT of MUSIC』vol.30, p21 (株式会社アウト・オブ・ミュージック, 2014)

 

この『恋音と雨空』は、AAAでは異例のiTunesでのロングセラーや、YouTubeの再生回数が1,000万回を超えるなど、ちょっとした「いい流れ」を作った曲だと思うんですよね。この機を逃さぬように最新シングルに別バージョンを収録、しかも歌を録り直すほど力を入れて。なるほど。来年の10周年を見据えて、今年はちょっと本気出してくるかも。AAA、攻めてくるかも。そんな気配を感じました。

 

さて、この曲のどのあたりが、僕の期待値を超えたのか。

 

それは、歌い出しのニッシーのパートに他なりません!これが、たまらなくいい。「これだろ?これが聴きたいんだろう?んん??」とでも言われているようで、「それですぅ〜それが聴きたいんですぅぅ!!!」と答えたいほどの素晴らしさで、この歌い出しがこの曲のすべて、と言っても過言ではないほど。

 

ドヤ顔ならぬ、“ドヤ声”。

 

言葉のひとつひとつが、繊細でかつやわらかくて、儚くてせつなくて。まさに、互いに想い合う気持ちが「募っては溶けていく」ようで。この冒頭のパートによって、一発で曲の方向性を示して世界観を作っていて、お見事!としか言いようがない。さすがだよ、ニッシー。

 

日高君のRapもまた秀逸で。アレンジが加わっているだけでなく、Rapを幾重にも重ねているんですね。声を重ねるという手法は、どちらかというとテクノ系でやりそうなものを、あえて対極にあるようなオーケストラでやったというのは、おもしろい試み。一度しか出てこないRapパートであっても、強い印象が残ります。日高氏、ソロ活動の成果が着実にグループ活動にも良い影響を与えている感じがするよ!

 

オーケストラバージョンを聴いた後にオリジナルを聴くと、ヴォーカルはもとより、他の音にも敏感に気づくので、オリジナルも再び楽しめる。いろいろ味わえる。だからついつい、この曲ばかりを行ったり来たりしながら聴いちゃうんですね。

 

すごくいいと思う、『恋音と雨空』。

 

さぁぜひ、オーケストラバージョンを聴いてオリジナルバージョンを聴いて、もう一回オーケストラバージョンを聴いて…という至高のループを楽しんでみてください!

  

f:id:snview:20140302133945j:plain

 

 

◆そもそも『恋音と雨空』とは…

AAAの38枚目のシングルで、アルバム『Eighth Wonder』のリードシングルとして2013年9月にリリース。年末のレコード大賞NHK紅白歌合戦で歌唱し、年明けのiTunesダウンロードランキングでも急上昇するなど、近年の活動においてキーになる一曲。YouTubeではミュージックビデオをフルで公開中。


AAA / 「恋音と雨空」Music Video - YouTube

  

 ◆BPMやアレンジによって受ける印象が大きく変わるということが、とてもよく分かる一曲でもありますね

恋音と雨空 (Orchestra Version)

恋音と雨空 (Orchestra Version)

  • AAA
  • J-Pop
  • ¥250

 

◆オーケストラver.を聴いた後にオリジナルを聴くと、とてつもなく速く感じる!

恋音と雨空

恋音と雨空

  • AAA
  • J-Pop
  • ¥250

 

◆忘れちゃいけない。表題曲もしっかり聴くと、とってもよい!

Love

Love

  • AAA
  • J-Pop
  • ¥250

 

『恋音と雨空』がウケているのって、その全体に漂う“90年代っぽさ”だと思うんですけどね。Let's Go!! Back to the 90's!!!

 

f:id:snview:20140208162836p:plain