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globe、小室哲哉、AAAをメインに、音楽、映画、広告に関するアレコレ。

【※ネタバレ有※】AAA 10周年アリーナツアーを小室ファンの僕はこう見た。

久々の更新は、AAAのライヴの感想です

ただ今、絶賛開催中の『ARENA TOUR 2015 10th Anniversary - Attack All Around -』。ツアー初日の5月1日@日本武道館と、5月23日@名古屋・日本ガイシホールの2公演に参加しました。

 

詳細なセットリストやメンバー仲良しサイコー!みたいなレポートは他に譲るとして、“小室曲ファン”の視点で、ツアー全体としての感想と特に良かった点について書こうと思います。

 

ちなみに僕のAAAファン歴をざっとご紹介すると…

きっかけは『逢いたい理由/Dream After Dream 〜夢から醒めた夢〜』。2010年5月、小室さん復帰第1作目からなのでファン歴は丸5年になります。(もうそんなに…)

 

ライヴは、同年9月『AAA 5th Anniversary Premium Award』が初参加。『逢いたい理由』のCD購入者限定(?)でチケット購入ができたライヴです。翌2011年の『Buzz Communication TOUR』以降、すべてのツアーに参加。地方遠征もたまにやるほどのファンになりました。

 

では以下より、ネタバレを含む感想です。
ネタバレ注意です!!

 






 

 

 

10周年記念というより、『777』以降のまとめライブ

ライヴに参加する前はこんなふうに予想していました。

 

“7ヶ月連続シングルリリース真っ最中であることから考えて、これら新曲+『恋音と雨空』など外せないヒット曲+ライヴ定番曲という構成なのでは。とはいえ、ツアータイトルにグループ名を冠しているし、そこそこ古い曲も歌うかも…”などなど。

 

フタを開けてみると『TRIPLE SEVEN TOUR』『Eighth Wonder TOUR』『GOLD SYMPHONY TOUR』のイイトコを総ざらいといったセットリストで、10周年記念ライヴというよりは、5周年以降の楽曲を中心としたライヴという印象でした。(予想から大きくは外れていなかったかな)

 

昨年の秋ツアーのセットリストを見返してみると、この時点でだいぶ集大成だったように思います。アルバムを引っさげながらも、これまで歌っていなかった『MASK』などを織り込みつつ、人気曲『CALL』、ライヴの定番『MUSIC!!!』、近年の締め曲『LOVE』はしっかり押さえている。

 

今回これらの曲は歌いませんでしたが、(定番曲ではあるけど)『PARTY IT UP』『虹』などけっこう被っている曲が多いですよね。いかに昨年のツアーと重複しないか、という視点もあったのかなと想像します。

小室曲はアノ曲を久々に披露!

僕がAAAのライヴに行く理由の7割は、「小室曲を生で聴きたい!」という想いから。だけど『ほほえみの咲く場所』(2013年1月)以来、楽曲提供もないし、ライヴでも披露されることが少なくなって悲しい限りなのですが…。

 

で、今回のツアーで歌われた小室曲は、意外や意外、『Charge&Go!』でした。

 

『TRIPLE SEVEN TOUR』(2012年)以来の披露。10周年だし、やはりここは『逢いたい理由』を歌うだろうと確信に近いものを抱いていたのですが、見事にハズレ。やっぱりそういうコンセプトじゃないみたい。

 

昨年の春ツアーで『PARADISE』『負けない心』『逢いたい理由』を歌ったからでしょうか。確かに『Charge&Go!』は、昨年のファン人気投票でも上位に食い込んでいたけど、でもここは、盛り上がり方を考えると『SAILING』の方が良かったのでは!なんて。

 

というか、小室曲が一曲だけというのは完全に予想外でした(!)

『Next Stage』の無敵感

そんな中、小室曲以外でも好きなAAA曲は増えてきているもので、アニメ・ワンピースのスペシャル番組のテーマ曲にもなった『Next Stage』はそのひとつ。

 

昨年のツアーでも披露され、CDで聴いた時よりもさらに好きになりました。90年代を彷彿とさせるメロディも去ることながら、ガッツリとダンスをするパフォーマンスはAAAの大きな醍醐味であると改めて認識させられます。

 

そんな曲が今回のライヴの一曲目というのはいい意味で大きく裏切られたし、ただただ格好良かった!

 

その流れで『HANDs』も歌ってほしかったというのが、わずかばかりの願いでした(叶わず)。まだ一度もライヴで歌ったことがないんです。昨年のツアーでも唯一歌われなかったアルバム曲。小室曲が好きなら『HANDs』も、きっと好き。

 

大声でおすすめしたいです。

  

HANDs

HANDs

  • AAA
  • J-Pop
  • ¥250

これは意外!大盛り上がりの『GAME OVER?』

シングル曲というより、アルバム曲のような印象が強かった『GAME OVER?』。もちろん今回のライヴで初披露だったわけですが、これが予想を遥かに超えて良かった!

 

CDで聴いた時に「うーん、嫌いじゃないけどね…」という曲でも、いざライヴで聴くと「けっこうイイじゃん!」と見直してしまう。そういう“ライヴ映え”する曲の最たるものであると思いました。

 

何が良かったのか。


『ハリケーン・リリ、ボストン・マリ』のように観客と一緒になって騒ぐでもなく、『Winter lander!!』みたいに会場が一体になるわけでもない。

 

メンバーがステージ上を縦横無尽に動き回り、はっちゃけながらパフォーマンスをする。疾走感のあるリズムと相まって、次第に楽しくなってきてしまう。

 

“聴く曲”ではなく、“ノリながら見て楽しむ曲”。

 

今後ライヴの定番曲になりそうな予感さえしました。『V.O.L』のように“狙った感”がなかったのも、意外さを生んで良かったです。

GAME OVER?

GAME OVER?

  • AAA
  • J-Pop
  • ¥250

 メドレー映えする『No cry No more

今回のツアーに直接関係ないですが、AAAにおける“ザ・小室哲哉”の代表曲といっても過言ではない『No cry No more』。

 

『Buzz Communication TOUR』で初披露された以降、しばらくライヴで歌われていたものの、近頃は“アンコールのメドレーで歌う”という位置に定着した感のある曲(勝手に断定)。

 

昨年のツアーでももれなくその定位置で披露され歌い出しを聴いた瞬間は心がぱっと華やぐものの、小室ファンとしてはやはりフルで聴きたい!

 

なぜメドレーにばかり選ばれて、ライヴの一曲として選曲されないんだろうか…。自分なりに考えてみたところ、この一点に行き着きました。つまり、

 

“Aメロが暗い”。

 

このマイナー感。盛り上がりにくい感。ブツ切り感。SMAP『グラマラス』感…。

 

しかし一転、サビはキャッチ—で盛り上がりやすい。手を左右に振って会場が一体になりやすい。そうした理由から、メドレーに最適なのでは!

 

…というのが、僕なりの結論です。いやでもしかし、久々にフルで聴きたい。

 今後のライヴではぜひ小室曲をたくさん歌ってほしい!

閑話休題。5月から始まったアリーナツアーの後にも、現在発表されているものだけでもいくつもイベントが予定されています。

 

●9月13日、14日にシングル購入者限定ライヴ
●9月21日〜23日に初野外『AAA 10th Anniversary SPECIAL 野外LIVE in 富士急ハイランド
●10月には、ハワイでFC限定イベント

(単独以外にも、a-nationもありますね)

 

いわゆる“10周年記念感”というのは、デビュー日である9/13〜14かなというのが大多数の予想でしょうか。(でも、コアなファンが多そうなハワイのFCイベントかな…。)

 

個人的には古参のファンではないので、とにかくバズコミ収録曲、もとい、小室曲をたくさん聴けたらそれだけでいい!と思っています。(身勝手)

 

とにもかくにも、AAAの10thアニバーサリーの活動からしばらく目が離せそうにありません。

 

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小室チルドレン的にも新曲はおすすめ

7ヶ月連続リリース第5弾『アシタノヒカリ』は、本日2015年5月27日リリース。まろやかなイントロと切実感のあるサビのギャップが好きです。

アシタノヒカリ

アシタノヒカリ

  • AAA
  • J-Pop
  • ¥250

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