心が折れそうな時に“効く”のはコレ!小室哲哉作詞の、2010年代の応援ソングプレイリスト。
2010年代の小室哲哉は、ちょっと違う。
90年代は恋だの愛だのばかりを歌っていたけれど、
この頃は、どうも様子が違うみたい。
というわけで、
小室さん作詞の、2010年代の応援ソングプレイリストを作ってみました。
人生や友情を歌うのは、TRFやAAAがやっぱり多かった。
(というか、実は小室さん作詞のAAA楽曲って、逆に恋愛ソングがなかったり…!)
●AAA『No cry No more』(2011.06)
そう聞こえる だけども
簡単に ほほえむことできない
永遠は続かない それでも
僕らは向かうから
→「簡単にほほえむことできない」「永遠は続かない」からの、
「それでも」の強さ。
安易なポジティブの投げかけではないのが、小室さんらしい。
※『No cry No more』については、こちらのエントリーも合わせてどうぞ。
● AAA『SAILING』(2012.02)
いつかは出会いも
別れもそりゃあるけどもちろん
心に秘めてる
誰もが描く夢はそれぞれで
だけども確かに
俺たちNot only We are soul mate!
→「soul mateはどうかと思うぜ?」(by 天沢聖司/『耳をすませば』)
下記、iTunesで選んだのはライヴver.。サビから始まるのでこちらの方が好み。
●TM NETWORK『I am』(2012.05)
ほんの少しだけの遅れは
急いですぐ戻ってくればいい
群れに集うその瞬間は
明日はともかくみな喜ぶ
→個人的に、許容されることに涙腺が弱い。
メロディや歌詞などそのすべてが、希望に満ち溢れた楽曲。
●TRF『EVERYDAY』(2012.11)
毎日は大した事はない
だけども同じもない
要するにあなたやわたしは
何かに向かっている
→昨日も今日も区別がつかないような
毎日を送る大人たちなら、きっと共感するはず。
“毎日は視点次第でいろいろだよ☆”なんていう歌詞が多そうな中(偏見)、
「毎日は大した事はない」と言ってしまう潔さ。
●trf『PUSH YOUR BACK』(2013.02)
Push your back
So like this
ちょっとだけ
背中を押すから
→「ちょっとだけ」が、大きなポイント。
●trf『Because of U』(2013.02)
あの時 たしかに 僕たちは
何かを求めて 彷徨っていた
良かった下を向かないで
ましてや 後ろを向かないで
→ 聴く人それぞれにとって「あの時」って、きっとあるはず。
●小室哲哉『L.W.R feat. Misako Uno, Naoya Urata(AAA) & Wataru Yoshida(Purple Days)』(2011.05)
It’s a show time now さあ歩き出す
この道の曲ができてから30年40年50年
そしてそうLong long&winding road
数えても数えてもそう数え切れない
学ぶ術をその先にある場所で見つけたい
そうI will go
→曲調とは裏腹に、実はポジティブなフレーズの数々。
around 60の小室さんが「I will go」とやる気を出しているのだから、
僕らも頑張らなきゃいけないよね、と思う。
●AAA『ダイジナコト』(2011.02)
言葉に ならない永遠の
こころざし いつ誰か気付いて
世界の どこかの誰かとは
つながる たった 1つの
ストーリーで
→自分が好きなものだけで、世界中の誰かとつながることができる。
SNSでのつながりを歌っているように思える歌詞が、とても今っぽい。
●AAA『Day by day』(2010.8)
Day by day, Good morning 太陽も頂上で
気持ちが追いつけば 瞳も輝けるはず
大丈夫な精神を 今日中に取り戻そう
そう どうにか見つけよう
Possibly, my mission will be born again
→押し付けがましくない励ましが、弱っている心に響く。
「そう どうにか見つけよう」 。
今を願うよ 22世紀どんなに
素敵な惑星が 待っていたとして
今日の昨日の 明日のプログラミング
どうかどうか 生かされていてほしい
役に立てたというプライド
→今自分がやっていることって、100年後、役に立っているの?
そんなものって、ごく僅かだと思うけれど、
「どうかどうか生かされていてほしい」と願うことは、きっと明日につながる。