柔軟に生きよ。ボディコピーのリズムの話。
ボディコピーのリズムの作り方って、ほんとうに人それぞれ。
ちょっとしたボディコピーを書いて、上司というか先輩に見てもらった時のこと。
「まあ、好みだけどね」
なんて言いながら、あれやこれやと手を入れてくれました。一方的に直すというよりも、あーだこーだと言い合いながら調整していく感じ。
直されることは全く気にしないし、それどころか、ガシガシ直してもらいたいというスタンスですが、自分じゃこうは書かない、どちらかというとあまり好きではない、というリズムになって、「こうなるものか!」というちょっとした驚きがありました。
ボディコピーって書き慣れてくると、『フォーマット化』してきてしまうんですね。構造、展開のパターン化。
だからいつも、いかにその呪縛から逃れられるか、という戦いになるので、自分のコピーに人の“血”が入ると、いい意味でリズムが乱れたりする。
「こんなリズム、あり!?」なんて思うこともあるけれど、そういうものか、と受け入れてみることで、自分のリズムが“アップデート”されていくのだろうと思います。
柔軟さ。
これって、地味なことだけどダイジナコト。そんなことを改めて感じた、仕事のある一風景でした。